chainerで画像変換のアルゴリズム、chainer-goghとやらがあるのを知った。
早速試してみる。
これはA画像をB画像風にスタイル変換するプログラムらしい。
こいつと
こいつを入力すると
こんな画像に変換してくれる。
なんともお見事だ。アート系にはたまらんプログラムではないか。
では、やってみよう。
まず、
https://github.com/mattya/chainer-gogh
から右上の緑のボタン「clone or download」をクリック。
「dowaload zip」をクリックして、プログラムを自分のPCに落とす。
で、そいつを実行場所で解凍。
実行場所はpythonが実行できるディレクトリィ(フォルダ)ならどこでも可。
ubuntuならunzipコマンドで一発解凍だ。
解凍すると「chainer-gogh-master」というディレクトリィができる。
で、そこへ入る。以下、ubuntuコマンド。
>cd chainer-gogh-master
lsコマンドで中身を確認する。
>ls
LICENSE chainer-gogh-multi.py models.py
README.md chainer-gogh.py sample_images
「sample_images」はディレクトリィで、この中に先ほどのサンプル画像が入っている。
どれを使うのかはお好み次第。
取り合えず、基本からという事で、今回はネット上から落としてきたフリー画像のumaEks.pngとstyle_0.pngを試してみることにした。
umaEks.png
style_0.png
では、実行してみる。ちなみに下記はCPUモードでの実行コマンド。
>python chainer-gogh.py -i umaEks.png -s style_0.png -o test01.png -g -1
各自で用意した画像を変換する際は、umaEks.pngの所に元画像、style_0.pngの所に〜風に変えたい画像を入れる。
test01.pngの所は変換後の画像が置かれるディレクトリィ名。
実行時にエラーが出る場合がある。
No such file or directory: ‘nin_imagenet.caffemodel’
この場合は、nin_imagenet.caffemodelをネットから落としてきて、実行ファイルと同じ場所に置けばいいようだ。
さて今現在、コマンドを実行してからほぼ1日程度時間が経過しているが、終わる気配は全くない。
ただ、test01.pngディレクトリィ(フォルダ)の中に「im_00000.png〜」という名で画像ができているので、途中結果を見ながら楽しめる。
ちなみにim_00000.png〜im_00600.pngでの画像のキャプチャはこちら。
umaの影も形も無いが、何となくこれから現れてきそうな気がしないでもない。
im_00000.png
im_00200.png
im_06000.png
さてさて、いつ終わることやら。
やっぱGPUも検討しないとかなあ。